2018年2月18日日曜日

【オールドレンズ】CONTAX Carl Zeiss Planar 50㎜ f1.4を購入したのでツァイスレンズの話

こんばんは。
先日長々と書きましたが標準レンズの帝王(笑)
【マニアックカメラ】ヤシコンって知ってる?? え、、またオールドレンズを??

CONTAXのCarl Zeiss Planar 50㎜ f1.4を買ってしまいました。
実はこのレンズず~っと欲しかったんです。帝王だしね!


ツァイスは性能のいいレンズとして昔から写真を趣味にする人から憧れとされてきたらしいです。
photo by Luis Cozeto

【フィルムの時代に「暗室の中で浮かび上がってくる画像を見ただけで、ツァイスで撮影したか否かが分かる」】とか言われたらしいです。

もうこんな話きいたら欲しくなるじゃん!うん、しょうがないよね(笑)
という事で今日はそんなツァイスレンズについて少々。


・レンズの名前って

今のNikonやキャノンのレンズはレンズのスペックがそのまま名前になっています。
AI AF Nikkor 50mm f/1.4D
・Ai方式で絞り情報を連動する
・AFが可能
・焦点距離が50㎜
・最少絞り値がF1.4
・Nikon製
というレンズ
※ニコンのレンズの名前でどんなレンズかわかるようになろう!の記事は別途書きます!

しかしZEISS(ツァイス)やLEICA(ライカ)やVoigtlander(フォクトレンダー)はNikonとは違ってレンズにちょっと面白い名前を付けてます。
ツァイスのレンズの名前のうちいくつかをご紹介


・プラナー:Planarプラナー

プラナーって平坦とかいう意味らしいです。
今回買ったやつね。

絞りを真ん中に挟んで前群と後群のレンズがこの絵のように対照に並ぶものをダブルガウス型と呼ぶのですが、
これをツァイスではプラナーと名付けています。

プラナーは結像した画にゆがみが少ないという利点があり非常にオーソドックスなレンズ構成です。
私の持っていますニコンのAI AF Nikkor 50mm f/1.4Dも似たような構成のレンズ。←じゃあなんでプラナー買ったんだ、、、


・ディスタゴン:Distagon

名称はディスタンス(距離)とゴン(角度)からとられたレンズです。

バックフォーカスを短くできる&プラナー/テッサーよりも広角で明るく作れるということで一眼レフ用の35㎜~20㎜くらいののレンズはこれが主流。でも歪みが出やすいとかなんとか。
これも使ってみたいよね~。28mm買おうかな。



・テッサー:Tessar

4枚のレンズで構成されるコンパクトなレンズをテッサー型と言います。河豚の鍋のことではありません。
レンズ4枚だからギリシャ語の4のテトラからとられた名前です。
んん??

標準域でF2.8~3.5くらいの少々暗めのレンズがおおいかな。
1.4とかの大口径レンズではテッサー型は見ません。

今のNIKONにはテッサー型のパンケーキレンズはないですが少々前まではAi Nikkor 45mm F2.8Pというかっこいいテッサー型のパンケーキレンズがありました。

中古で3万~4万のプレミアがついちゃってるのが難点ですが。
Nikon様!このレンズ再販してよ!

その他にライカと言えばだれもが思い出すこのエルマーもテッサー型です。
パテントの問題でテッサーを名乗ってないけどね!



・ゾナー:Sonnar

Sonnarは太陽という意味らしいです。
こんな感じのぎっちりとガラスが詰まったレンズです。重そう。

レンズコーティング技術が進んでないときはプラナーよりゾナーの方が性能の良いレンズが作れたようです。
その後プラナーの性能が上がったのでゾナーはどちらかというと中望遠~望遠レンズとして使われました。


・その他

レンズの頭に以下が付くとそれぞれレンズの特徴が変わります。

バリオ:ズームレンズにつきます。バリオゾナー
テレ:望遠レンズにつきます。テレテッサー
アポ:アポクロマートレンズといういい素材のレンズを使っています。アポゾナーとか。

【テレアポテッサー】なんて少々バカっぽい名前のレンズもあります。
いい素材を使っているテッサー構成の望遠レンズってことね。



・ソニーのツァイスは??(おまけ)

ソニーが今販売してるツァイスレンズにもプラナーやゾナーがあります。

【Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 】
参照:ソニー
これ、、、プラナーか??前後対照じゃなくない??


Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
参照:ソニー
これもぜんぜんゾナーには見えないよ…。
ソニーさん、、こいつら名前だけ?今はプラナー型とかゾナー型とかに意味はないの??

・まとめ

今はカメラは日本のメーカがほとんど独占になっていますが、戦前~戦後すぐまではドイツの独壇場。
そのドイツブランドのレンズとして有名どころとしてツァイスとライカが有りますよね。これ双璧。
キヤノンはライカをコピーして、ニコンはツアイス コンタックスをコピーするところからカメラ作りを始めたと言っても言い過ぎじゃないですね。

僕の中ではツァイスレンズは職人気質でカッチリとした製品、ライカは味のあるレンズというイメージです。

なんかニコンもキヤノンに比べると職人気質なイメージないですか?←俺だけか?
ニコンが好きなのもおんなじ理由かな~。

東郷元帥が日本海海戦の際に戦艦三笠の上で使っていた双眼鏡もツァイスのもの!
ツァイスがバルチック艦隊撃破に役立っていたわけです。

という事で??ツァイスについての授業は以上です。お疲れ様でした。
もう、誰の役にも立たないブログ、、、だw


ツァイス・イコン物語、、これは読んでみるべきか?
ソニーのプラナーって16万!!こんなに高いのか、、びっくり。

ツァイスの双眼鏡もこんなにするの。。東郷閣下、、私には買えません!


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2018年2月15日木曜日

【マニアックカメラ】ヤシコンって知ってる?? え、、またオールドレンズを??

みなさんイキナリですが、ヤシコンって知ってますか?
やしこん】そうそう、アレアレ。あそこの特産でさ~~、、うまいんだよね~。

全然ちがう!!!

いきなり、会話の中に出てきたら普通の人はまたく意味わからないであろう響き。ヤシコン。
ヤシカ・コンタックスの略称です。
今日はコンタックスについてを少々書きなぐっていこうと思います。


・コンタックスの歴史

さあ、オタクぽく説明しますよ!ついてきてね。


CONTAX(コンタックス)ってのは元々はドイツのツアイス・イコン社のカメラのブランド名。第二次大戦~ドイツの東西分裂等で会社が分裂してしまい、イロイロあってツアイス社はコンタックスブランドを手放します。
photo by  Nacho Cosio
CONTAXのレンジファインダーカメラ。私のじゃないよ。


そのコンタックスブランドを日本の老舗カメラメーカのヤシカという会社が取得し、【CONTAX Carl Zeiss】ブランドのレンズを製造販売していました。
ヤシカは二眼レフも作っていた老舗です。

ヤシカが製造販売したCONTAXブランドのカメラ/レンズがヤシカ・コンタックス。←これを略して【ヤシコン

そのカメラレンズのマウント形式が【ヤシコンマウント(ヤシカコンタックスマウント)】とよばれています。
※中古カメラ屋さんだと【Y/Cマウント】とか【RTSマウント】って書いてあったりもするので注意。
ヤシコンマウントのカメラ/レンズにはコンタックスブランドのものと、ヤシカブランドのものが存在します。


後にヤシカは京セラに吸収されてしまい、京セラがコンタックスの販売権を得ます。
ヤシカ・コンタックスのカメラを京セラが売っていました。

そして京セラも2005年にカメラの販売を辞めてしまったので今はコンタックスというブランドは休眠しています。

今もレンズを作っているドイツのツアイス社、ツアイスのブランドを使っている日本のソニーやコシナもコンタックスの名前は使えません。
これはソニーのツアイス

コンタックスってのは時代と日本企業に翻弄された、オタク心をくすぐる悲運のブランド。
でもいま他のメーカが取得してコンタックス銘でカメラとかレンズを作り始めても魅力ないよな~。


・ヤシカ・コンタックスの
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4


蜷川実花が使っているレンズとしても有名なヤシカ・コンタックスの Planar(プラナー)50㎜ f1.4は【標準レンズの帝王】と言われています。

帝王!!

帝王なんて他にある??

ゴルフの帝王      :ジャック・ニクラウス
二時間ドラマの帝王:船越栄一郎
標準レンズの帝王  :CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4
これです。まあ、、、、簡単に言うと、、、、買っちゃったんだよね。

今日のブログはこのレンズを買っちゃったって事をお伝えしたいだけなのに長々書きました。


そして、、、、レンズ買ったらボディがついてきた!
CONTAX 167MT + Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4
超かっこいい!!!

私もまだこのカメラについてはよくわかってません。細かい話は調べるのでまた別途ね!!


もしかしたら、オレ、、、、すっごくバカ?


コシナのニコンマウントのプラナーもほしかったけど、8.7万。買えぬ。
富士X-E2用のマウントアダプターも買っちゃった。



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2018年2月12日月曜日

【撮影スポット】浅草寺を撮り歩いてみました 富士フイルム X-E2編

こんばんは。
ブルグの更新が滞ってきています。飽きっぽい性格(笑)

表題の通り台東区浅草の日本を代表する観光地【浅草寺】を撮ってきました。

実は浅草って通勤経路上なのです。
取引先もあったりするので非常に撮影に行きやすい場所です。

今回は年末に購入した富士フイルムのミラーレスカメラ X-E2
【カメラオタク日記】FUJIFILM X-E2 についてとファーストインプレッション
このカメラで撮り歩いた記録。

・日暮れ前の浅草

富士のX-E2は日中も素敵な画を出してくれます。

浅草の裏道からスカイツリーを

浅草文化観光センターから仲見世と浅草寺を見下ろして

・夜の浅草

ライトアップされた浅草寺を撮るとこの赤の表現が本当に素晴らしい。

この色!いいでしょう!!1/6秒で結構手ぶれしてますが、、(-_-;)

この赤!赤というより朱??本当にニコンでは出せない色。
これは1/5秒。手ブレ目立たないカメラかも。

宝蔵門の仁王様です。阿吽の阿形像。力強さを感じる一枚になったかな。

五重塔を見上げて。

このカメラを買って最初にきっちりと撮り歩いたのはこの浅草撮影が最初でした。
この日の赤で一気に富士フイルムのとりこに。

カメラは魔物です。

最後はモノクロで雷門の下から仲見世を覗き見ます。
モノクロの色もいいよね!!

・マトメ

まとめるほどのものでもないですが浅草はどこも写真映え。何回撮りに行ってもいい!

ニコンでの撮影記録はまた別途で!


このカメラとレンズでの撮影です。
富士のキットレンズですが本当に素晴らしい!



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