2004年に発売になった今は亡き【フォーサーズ】という規格のデジタル一眼レフカメラ。
2003年に初号機OLYMPUS E-1、2010年に最後の機種OLYMPUS E-5という実質7年間のみ現役だった
ともいえるあまりメジャーじゃないマウント規格です。
OLYMPUSの他にパナソニックが2機種とライカが1機種のカメラをつくってたはず。
これと同じセンサーサイズを引き継いでミラーレスになったのがマイクロフォーサーズです。
・OLYMPUS E300とは!!
800万画素CCDセンサーのカメラです。2004年のカメラなら普通の?スペックですね。オリンパス ニュースリリース: 新デザインの800万画素普及型デジタル一眼レフカメラ「E-300」新発売
シャッター速度は1/4000まで切れますので今のエントリー機と比べても見劣りはしません。
まあ、今みればただの古いカメラでしかないんですが、、
・なぜ今E300なのか
このカメラ、変なもの好きな私にはかなり響くポイントがあったのです。ポイント① 一眼レフカメラなのにペンタプリズムがなく所謂『軍艦部』というものがないルックス
このお弁当箱のような見た目!
ペンタプリズムのないデジタル一眼レフはこのころのオリンパスとパナのフォーサーズマウントにしかありません。
しかもミラーが横にスイングするの。
同じOLYMPUSのハーフカメラPEN Fみたいでしょう!
これを並べて撮りたかったんですよね!
PEN Fユーザとしてはこれはもう飛びつくしかない!
ポイント② Kodakのccdセンサーを搭載!
このカメラの存在価値はほとんどコレにつきます!!Kodakセンサーの出す本当に独特の色味なんです。
その色は以下で!!
・Kodakブルーと言われる素晴らしい色
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
JPG撮って出しでF8まで絞ってます。
すごく青い空。すごく斜めだけどw
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
こちらはテレ端で絞り5.6。換算で28㎜~90㎜というところでこれ1本で十分戦えます。
この標準レンズいいじゃん。自然な切れとボケ。
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
こちらもテレ端でF8。解像感もいいよね。
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
バスケットゴールのある空。
ぬけるような青空というのでしょうか。なんとも好みです。
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
秋の午後の雲です。ちょっとだけ傾いた日が差しているのがいい色です。
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
色づく葉っぱを。このセンサーは青が有名なわけですが、、赤もいい!
OLYMPUS E300/ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
コッテリした艶やかな色!赤も水の色もすんごい!
・むろん弱点もね、、
まあ、古いカメラなので今のカメラと比べちゃいけませんね。。15年前のデジカメを今使って不満がなかったら困るよね。。
高感度が弱い。使えてISO400までかな~。
→昼間専用カメラにします、、、夜は新しいカメラもってくよ~オートホワイトバランスが不安定、、同じ被写体でもなんか変わる
→色温度固定して撮ればいい!背面液晶がひどい。Twitterでたまごっち並みと言われてて笑いました。
構図の確認くらいですね。色味はもうわかりません。→PCに取り込んでから楽しめればそれでいい!のんびり行きましょう
レンズが少ない
あまり人気のでなかった規格なのでレンズがあまりえらべません。→これは弱点じゃなくって利点???レンズたくさん買わなくてすむよね!
換算50㎜の明るい単焦点がほしいな~~~。
・まとめ
今主流のCMOSよりもCCDセンサーの方がいい色がでるんだよ!って話は結構聞いたことがあたんですが、まさかな、、、ってイメージでした。
しかしこのカメラで出る艶やかな色に思いっきりやられました。
こういう艶やかな色ってなんか癖になるよね。
不便はもちろんあるけど、唯一無二の色を出すこのカメラ。
楽しく使っていくぜ!!!
オールドデジカメ楽しいんですよ!
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わかります!E-300と標準ズーム、良い絵を出してきますよねぇ。
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