2018年4月1日日曜日

【フィルムカメラ】CONTAX 167MTとPlanar 1.4/50 T*での撮影写真 浅草編

こんばんは。

あっという間に4月ですね。
春は恋の季節。そして物欲の季節。写真の季節。

先日書きました、フィルムカメラCONTAX 167MTで撮ってフィルムの現像が終わりました。
【機材紹介】いつの間にあったフィルムカメラ CONTAX 167MTについて

3月初旬の浅草の写真を少々皆様に見ていただければと思います。他はまた別途。


レンズはすべて「ヤシカ・コンタックスZeiss Planar 1.4/50 T*
私のは初期型のAEタイプの日本製。通称AEJ。

フィルムはすべて富士フイルムのC200。
逆輸入品。安くていい。

・浅草撮影記録

浅草やっぱり行っちゃいます。ここは何で撮ってても楽しいな~。

生憎の曇り空でしたが、白い空がフィルムにあってる気がする。
しかし、なんともきれいに拍子抜けするほどきちんと写る。

ごしゃごしゃした電線の中にスカイツリーのミスマッチ。いい感じだ。

仲見世通りを歩く知らないアンチャン。
赤が鮮やかに出るフィルムなのかな~。

伝法院通りかなんかにある、浅草っぽい店
暗い店ですが、1.4の明るいレンズでそれっぽく撮れました。

瀬戸物屋。
この質感。こういう被写体はフィルムのほうが良いよね。


仲見世を歩く観光客さんたち。
開放1.4のハイスピードレンズ万歳!素晴らしい写りだ。

・まとめ

じつはCONTAX 167MTでの最初の現像なのできちんと写ってるのかかなりドキドキでした。想像以上にきちんと撮れてて嬉しかった!

そして、写りもかなり好みのものに仕上がってました。
デジタルのように撮り散らかさない。一枚一枚大事に!これはすごく新鮮な感覚ですね。

秋葉原とか東京駅とかも撮ってるのでまた今度。

さて、買い足したフィルムもあるしバシバシ撮ろう!


カメラランキング
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加


2018年3月31日土曜日

【機材紹介】いつの間にあったフィルムカメラ CONTAX 167MTについて

またもコンタックス絡みのねたをひとつ。


【マニアックカメラ】ヤシコンって知ってる?? え、、またオールドレンズを?? 

この記事に書いたとおり、いつの間にか手元にあるフィルムカメラ【CONTAX 167MT】確認してみるとかなりの美品でした。
これはもう、フイルムをはじめたいと思っていたこの私としては使うしかない!

まずは何も知らないので、この【CONTAX 167MT】についてをイロイロと調べてみました。



・CONTAX 167MT ってどんなカメラ?

ヤシカを買収した京セラが1987年(昭和62年)に発売したカメラです。
対応するレンズを使えば、プログラムAE、絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアルとデジタル一眼レフを使う人でも違和感なく使える機能を持つカメラ。
1987年~1997年までと10年間も販売されていた機種のようです。

※プログラムAE、シャッタースピード優先AEが使えると書きましたが私の持っているレンズたちは旧いタイプなので、絞り優先かマニュアルでしか使えません。
絞り優先AEが使えれば十分なので文句はないです。

ヤシコンのカメラとレンズの適合性なんてどこにも需要がないと話と思われるので細かく書きません。この辺の詳細が知りたい方、連絡ください。



そして、今のデジタル一眼レフには普通に搭載されている露出ブラケットの機能(露出を変えた写真を3枚連続で撮る機能)を世界で一番最初に搭載したカメラとのこと!すげ~!!
でも、フィルム代も現像代もお金のかかるこの時代には非常に贅沢な機能(笑)

■詳細スペック

シャッター:         電子式縦走行式メタルフォーカルプレーン
シャッタースピード: 16~1/4000秒・B
ファインダー:        視野率 95%  倍率 0.82倍
露出制御:           プログラム、絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアル
外形寸法:           149W×91.5H×51.5Dmm 重量 620g
電源:               単四電池X4本
ボディ価格:         108,000円('87年)

87年当時で10万以上するカメラなんですね。やっぱりカメラって高級品。

1987年(昭和62年)といえば、ワンレンボディコン、NTT株上場、光ゲンジ大人気!
そんな時期なはず。バブル経済まっさかり?
photo by Andrea Cirillo
ちなみに同年発売されているキヤノンの最初のEFマウントのオートフォーカス機 EOS650が80,000円。
167MTはオートフォーカス機のEOS650より2万以上も高い。
当時CONTAXってやっぱり高級ブランドだったのでしょうか?


・CONTAX 167MTのデザイン


チョーかっこいいです!!

いや、そうじゃなくて、、


ヤシカ・コンタックスの一眼レフカメラはポルシェデザインの作品。

男の憧れポルシェデザイン!ポルシェデザインのIWCの時計ほしかったな。




・CONTAX 167MTの操作周り

京セラという電子機器メーカが作ったカメラだからか?80年代後半という電子機器の発展著しい時期のせいなのか?ちょっと操作系統が変です。

撮り終わったフィルムの巻き戻しが軍艦部右肩のシャッターボタンの下にあるスライドスイッチで行います。
何でこんな場所のスイッチで巻き上げるんだよ。

フィルム感度の変更も左肩のボタンを押しながら、右肩のスライドで変えたりします。
操作系は直感的なユーザーインターフェイスとはいえないような気がする。
ダイアルのほうがぜんぜんわかりやすいよな。

・CONTAX 167MTのファインダーとシャッター音

操作系はおいといて、五感の部分はすばらしいです。

ファインダーがクリアで見やすいです。MFカメラなのでファインダーの見え方はかなり大事。
マニュアルでピントを合わせる感覚ってなんとも面白い!
絞り値やシャッタースピード画表示される液晶はファインダーの上にあり便利です。現代的なカメラ!

シャッター音&巻き上げ音も『シャキーン!!!』と甲高い乾いたイイ音でやる気が出ます。

・フィルムを入れてみよう

後ろの蓋を開けて、
フィルムの先を右に差し込むだけです。
後は蓋を閉めて、シャッターを切ると勝手に巻き上げてフィルムカウンターが00になります。後は撮影するだけ!

・絞り優先での撮影

上にも書いたとおり私の手持ちのレンズでは絞り優先か、マニュアル露出でしか撮影ができません。
人間露出計にまったく自信がないので絞り優先で。

レンズの絞り値がボディの液晶/ファインダ内の液晶に反映され、絞り値に適したSSをカメラが決めてくれちゃいます。
ピントを合わせてシャッターを押すだけ!巻き上げもすべてオートです。



・撮影結果は!

まだ、現像から上がってきてない。
ということで、撮影画像はまた別途とさせていただきます!


アリバイ日記
167mtの時期をまとめています。
この記事を書いてから後、かなりたくさん撮影しております。ぜひこちらもご覧ください!※2021年10月追記




・一応のまとめ

カラーネガで2本ほど撮ってきています。
デジタルカメラで撮り散らかすのとは違い、一枚一枚丁寧に構図を決めてとるの非常に面白いです。

現像から上がってきてら早速のネタにします!

フィルムカメラ初心者がCONTAXとPlanar 50㎜ f1.4でフィルムデビューってのも生意気な気もします。
でもデジタルカメラからはじめた私としては大きな迷いなく使えるカメラ。


今、CONTAX Ariaが大人気ですよね。

 
銀座の中古カメラ市でも CONTAX Aria と Planar 50㎜ f1.4 のセットで11万という売り物があるほどの意味不明な相場高騰。

167MTはAriaと比べても機能的に劣るところはないかと思います。(Ariaは評価測光ができるんだっけか??)
フィルムを始めたい方!
そして、標準レンズの帝王:CONTAXのPlanar 50㎜ f1.4をフィルムで使ってみたい方!

aliのAmazonページ - CONTAX のカメラたち
Ariaより10年前に発売されたカメラですが、167MT はボディのみなら1万円を切るものがたくさんあると思います。
ほかにも137MAとかも安く手に入ると思います。
RXやRTSもかっこいいよ~。

レンズ検索用HUBページ
レンズの作例検索用にお使いください!


※ブログにコメントできないみたいなので何かあったらツイッターかインスタにコメントorDMいただけると助かります。
フォローも大歓迎!

2018年3月26日月曜日

【雑記】写真のボケって。ボケ~~~!!!!

※今日は本当に独り言です。

先日インスタグラムに以下のような写真をポストしました。

そのポストに海外のかたからこんなコメントいただきました。

『BOKEHHHHH!!!』

これそのまま読むと

『ボケ~~~~~!!!』

いきなり関西弁で強めに罵倒されたのかと思ったのですが、うしろに『Good photo』とついています。
あれ??けなされたのにすぐにほめられてる~。

なんじゃろう???


・『BOKEHHHHH!!!』ちょいと調べてみたよ!

『bokeh』は写真でいうボケをあらわす世界的に通じる言葉なようです!ボケは写真の重要な表現の一つですよね。後ろボケとか前ボケとか玉ボケとか、、、
ボケの大きな写真を求めてセンサーの大きなカメラを買ったり、明るいレンズを買ったりする事も普通の行動だと思っています。



もともと欧米では絞り込んで全体にくっきりとピンのきている写真が好まれていたようです。
それが、近年に日本で好まれているこのようなボケの表現が見直されるようになり「bokeh」という言葉が日本から輸出されたようですね。

『boke』だとボークになっちゃうから後ろにHつくのかな。
Hね、、、うんうん、、Hはいい、、


・『out of focus』

ピンボケに関しては『out of focus』という言葉が使われています。
 
名著です!
ロバート・キャパの有名な著書「ちょっとピンぼけ」、原題は「slightly out of focus」。


この『out of focus』は意図したところにピントが合ってない状況(ピンボケ)をあらわす言葉でちょっとマイナスの意味のある言葉なんでしょう。

ノルマンディ上陸作戦の有名な写真。
銃弾の飛び交う戦場の恐怖で手振れしたというこの命がけの写真を「ちょっとピンボケ」と表現したのってすごい。おしゃれな女流エッセイかと思ったよ。。。。

でも実際は「ちょっと手振れ」でしょうね。手振れも被写体ぶれもみんな『out of focus』と表現するのかな???

手ブレ&被写体ブレ…だけどちょっと好き
こんなのも『out of focus』ですかね?

・最近「bokeh」が海外でも好まれてきてるみたい!

絞り込んで全体にピンのあった写真も好きです。
50.0 mm f/1.4のレンズでF8まで絞って


ボケ量の多い写真も好きです。
90mmマクロの絞り開放



クロスフィルター&玉ボケ

ボケのある写真が外人さんにもウケるようになってきた。写真の価値観が変わってきているてことでしょう。

インターネットの普及で多様な写真表現が簡単に国境を越えるからなんでしょう。
いろんな人のいろんな写真を見て価値観を共有していけるのっておもしろい!

ということで、
このBOKEHHHHH~~~~!!!


キャパの写真集でも見直してみようかな。
てか、学習漫画キャパの伝記なんてのあんのか。


カメラランキング
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加