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2025年10月30日木曜日

PETRI CC AUTO 55mm F1.8 で夜をエモく?撮ってきた

久々にペトリレンズの話をいたします!

一時期はまってたんですが、最近はあんまりネタにしていませんでした。

【オールドレンズ】PETRI C.C Auto 55mm F1.8 で雨の日の中野を
デジタルで使うのはこの時以来かな?


ということで今回は【PETRI CC AUTO 55mm F1.8】です!



・久々のPETRI CC AUTO 55mm F1.8

私がこのレンズを使い始めた頃は全く人気もなく、中古カメラ屋でもほとんど値段がつかないようなレンズでした

タクマーが5000円を超え始めた頃でも、500円とかでしたね

でも最近は1万円切るくらいで手に入るアダプターがあったり、私のように自作する人たちが増えたりしてソコソコ値段がつくようになってきている気がします



これなんかジャンクレンズをニコイチにしたやつだったと思います



多分前期型のPETRI CC AUTO 55mm F1.8 だと思うんです
後期型は鏡胴がゴム巻になってたはず



皆さんおなじみのペトリレンズ!って感じですよね??


いつも通り簡単な【PETRI CC AUTO 55mm F1.8】のスペック

発売    1961年
レンズ構成 4群6枚
最短    0.6m
絞り枚数  6枚
まあ、こんなもんだと思います
データーがあんまりなかったり、、結構よく見るレンズだと思うんですけどね~


このマウントがね、、、厄介なのよw
アダプターが売ってない!


・なのでマウントアダプターは自作!!



過去にも書きましたがアダプターは手作りです


ペトリマウントのレンズをデジタルカメラで使おう!!!
ここに書きました



ジャンクのPetriV6から取り出したマウント部分とKONICA AR用のマウントアダプターを着けただけ
皆で作ろう!



強力な両面テープで固定しただけですががっちりです
両面テープって本当にすごい




・ペトリレンズで夜のスナップを!




Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
さけときどきぶた
いつか行ってみたいんだよね




Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
ペトリっぽいボケですよね
このレンズすごくいい写りだと思うんですよ



Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
走り去るバイクも
ほら、、いいじゃない?



Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
ペトリって独自すぎるへんなマウントのせいでマイナーすぎるんですよね、、
でも同時期のMinoltaとかにまけてないと思うのよ



Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
低い位置から歩く人たちを撮る





Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
60分 3000円ですよ!
だれかいこうぜw


Nikon Z5/PETRI CC AUTO 55mm F1.8
向かいの日高屋を
この写りたまらないっしょ!



・まとめ

このペトリのレンズすんごく良い写りだと思うんですよね

当時のペトリは廉価ブランドだったわけで、他のメーカーより数段落ちるレンズとカメラが主だったはずなんですが、今使ってみると写りは遜色がないと思っています

もちろん、、60年とか前のレンズなので個体差も大きいでしょうが、今見ても結構いい雰囲気を出せるそんなレンズ!


自分でマウントアダプターを作った!という満足感も強いですし、ずっと使っていきたいレンズの1本ですね~

ペトリの55㎜f1.4が欲しいんですけど結構お高いんですよね。。。
どっかで安く手に入らないものか??



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2025年9月29日月曜日

【120㎜?!】Takumar 120mm F2.8というレアな焦点距離なレンズを試す

120㎜のレンズ?!中判とかならあるけど、、、135㎜のカメラ用には無いですよね??
そう思っていた時が私にも、、、

ということで今回はこれです!


Super-Multi-Coated Takumar 120mm F2.8です!!





Super-Multi-Coated Takumar 120mmF2.8というレン

なぜかPENTAXって変な焦点距離なレンズが結構あるんですよね
30㎜とか77㎜とか150㎜とか、、、

その中の1本でもあるレンズがこれですね



こう見るとぱっと見は普通のタクマーですねw


2025年の春ごろの新宿のオールドレンズフェスタで、レモン社さんで買ったんです
120㎜のレンズ結構気になっていたのでついつい、、買ってしまいましたw



多分この120㎜のレンズは普通のスーパータクマーは無いんじゃないかな?
マルチコートになったスーパーマルチコーテッド(SMC)タクマーしか見たことがないです



タクマーには105㎜f2.8もあるし、135㎜のレンズにも2種類ありますよね
なのに120㎜を作るところが変態っぽくて好きw

ということでいつもの雑なスペックを
発売年   :1972年
 焦点距離  :120㎜
レンズ構成  :4群5枚
絞り枚数  :6枚
最短撮影距離:1.2m

普通な感じの中望遠ですね!
焦点距離の120㎜というところをどれくらい感じられるか、試してみよう!


・120㎜のレンズでスナップ!



Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
いきなりの樽酒を
金陵は試加工のお酒ですね~


Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
ツツジの咲く道を
うん!すっきりとしたいい写り


Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
ボケもきれいだし、ピント面のキレもイイね!


Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
なんて素敵な写りだ
光の感じもよろしいですよね。


Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
開放で少々光の滲みがありますがいいじゃん!


Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
夏の雰囲気のある写りがとてもいい!



Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
ちょっとお洒落なカフェを
中望遠らしいいい写りだよね



Nikon Z5/Super-Multi-Coated TAKUMAR 120mm F2.8
この光の感じがいい
120㎜はやはり違うな~!ということはないけどもw


・まとめ

当時の雑誌とかを読むとPENTAXさんが言うには120㎜てのはギリギリ手持ちでも手振れしない焦点距離である、、ということのようです。

そうなん?w

レンズとしてはとてもいい写りのレンズだと思います

今度、135㎜と105㎜のタクマーと撮り比べてみないとならないかもしれないですね
その他の150㎜とか30㎜とかの変なPENTAXの焦点距離のレンズも探してみないとならない!

さあ!まだレンズを買うぞ!


 


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2025年9月21日日曜日

【ミラーレンズ】Tamron SP 500mm F8(55BB)で超望遠スナップを

今日も初めてネタにするレンズのお話です!


すっごいおっきい、、、こんなのはじめて!


以前から興味のあったミラーレンズです
中々変えずにいたんですが、非常にきれいなものがお安めに手に入ったのです!

まあ、、買ったのは2024年夏ですが


・【Tamron SP 500mm F8(55BB)】というミラーレンズ


ということでこんなレンズです

比較対象がないのでわかりにくいですが、500㎜のレンズとしては非常に小さいです





ミラーレンズって仕組みがよくわかってませんが丸いですw



いつもの通りこのレンズの詳細です

 レンズ構成  4群7枚
 最短撮影距離 1.7m
重量      595g
 フィルター径 30.5mm
 発売年月   1983年

ミラーレンズで4群7枚ってのはどういう風に勘定するんでしょうかね?
特筆すべきは500㎜の焦点距離なのに最短撮影距離が1.7mってとこでしょうか?
かなり寄れますよね


ほら小さいよね!

軽さもかなり大きな特徴ですよね
500㎜のレンズなのに600g切ってるんですよ。すごい!
いま売られてる500㎜のレンズは少なくとも1.5㎏くらいあるはずです

ま、このレンズはもちろんMFですし、絞りもF8固定ですけどねw

・手元にあるレンズで一番の望遠レンズでスナップを


ということで手元にあるレンズとしては再望遠のレンズがこれです!
500㎜をどう使っていくか?!楽しみです


Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
早速ミラーレンズ的な写真です
ミラーレンズといえばこのリングボケですよね



Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
向日葵を見上げてみます。ピント面とか非常にキレイだと思います
雲もリングボケしてますね


Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
ほら、結構寄れる。何ならもっと寄れるはず
そしてキレイな写りよ!


Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
500㎜ともなるとF8でも結構なボケですよね


Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
ジョギングするかたを撮ってみる
こういう写真でもリングボケしてますね~


Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
チョットピンボケ、結構ピンボケ
500㎜手持ち結構難しいですよね



Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
この写真は十展2で展示した一枚ですね
好きな一枚です


Nikon Z5/Tamron SP 500mm F8(55BB)
最後に手持ちで満月を
フルサイズレンズで500㎜でこれくらい大きく撮れます
500㎜ってすごい


・まとめ

ということで、超望遠手持ちスナップのお話でした!
500㎜でのスナップってとっても難しいけども結構面白いですね。暗いと手振れちゃうけどねw


そしてこのリングボケの楽しさよ
これをもっといかして使っていけたら楽しいですよね~

これ以外の手元にある望遠レンズだと80-200とかが一番長いんですよね

500㎜のレンズの使い道限られますがもっと使いたいね!
望遠といえば鳥か?いや無理だなwまたスナップ行こう!




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2025年9月16日火曜日

【オールドレンズ】6枚玉の標準レンズ Konica AR Hexanon 57mm F1.4 の話

いきなり6枚玉の標準レンズ!!とか当り前のようなことを書きましてすいません💦

今回はそこに少々意味がありまして、、50㎜くらいの標準レンズでf1.4のレンズはたいがい7枚玉なんです。

皆大好きなPlanar50㎜f1.4とかAi Nikkor 50㎜ f1.4 も6群7枚というレンズ構成なんです。
50㎜f1.8とかのちょっと暗いレンズはたいがい6枚玉です

でも、古いレンズの中にf1.4な6枚玉が存在するのです!
当時はf1.4の明るさを6枚のレンズで実現するには設計にチョット無理があったようで、写りが少々『アレ』というレンズが多いのです


ということで今回はそんな6枚玉レンズの中の1本のお話!


【Konica AR Hexanon 57mm F1.4 】です!


・Konica AR Hexanon 57mm F1.4というレンズ




レンズのコーティングは赤い、、アンバー?な感じのレンズです
なぜかKONICA ARのレンズって人気がないですよね、、、



こんな見た目のレンズですが、結構古そうな感じよね
meterって書いてあるのがなんかいいよねw


LENS MADE IN JAPAN ですね
このころの日本製レンズが好きなんです


簡単なスペックは以下!!
 焦点距離 :57㎜
 発売年  :1965年
 レンズ構成:5群6枚
 絞り枚数 :6枚

という感じです。
この『5群6枚』というのがf1.4の大口径レンズとしてはレアなわけです。


後ろ玉もね、、一応ね




・秋葉原で6枚玉を楽しむ



Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
今回も秋葉原でのスナップです
これは、、レンズの写りってよりピントが甘いっすねw


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
逆光ですがソコソコいい写り
路面の光方もいいね


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
いつもの磯丸水産を


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
どうしてもこの磯丸水産撮りたくなるんですよね
結構いい写りじゃないですかね?


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
路上の車を撮ってみる
いや、、、結構いい写りだと思うんですよね


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
提灯を撮ってみる
ボケの形も悪くないと思いますね


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
立ち飲み屋もいいよね
たまに行きたくなる


Nikon Z5/Konica AR Hexanon 57mm F1.4
逆光には弱いですが、この雰囲気はとても好き!
KONICAのレンズって、ミノルタにもCanonにもない雰囲気出ますよね





・まとめ

今回ネタにした『Konica AR Hexanon 57mm F1.4』のほかにも6枚玉で開放1.4の標準域のレンズを数本持っておりまして過去にネタにしています。


【緑のロッコール】そろそろMINOLTA MC ROKKOR 58mm F1.4の話をしなければならない!
このミノルタの58㎜f1.4も6枚玉です
ふんわりしていいレンズです


【オールドレンズ】Canon FL 50㎜ F1.4 I型の写りが面白い!
キャノンのFL50㎜f1.4も6枚玉です
このレンズは、、、かなりヤバイ写りw

今手元にあるのは『Minolta MC ROKKOR-PF 58mm F1.4』、『Canon FL 50mm F1.4 初期型』、そして今回ネタにした『Konica AR Hexanon 57mm F1.4』の3本です。

この3本を使った感覚で写りの良し悪しを比べると

1位 Konica AR Hexanon 57mm F1.4
2位 Minolta MC ROKKOR-PF 58mm F1.4
3位 Canon FL 50mm F1.4 初期型

ですね。もう圧倒的に『Canon FL 50mm F1.4 初期型』の写りがダメです、、、
※我々の業界では【ダメレンズ】ってのはご褒美です!w

なので、そういう視点で見ますと今回の『Konica AR Hexanon 57mm F1.4』はつまらない写り、【とてもいい写り!!!】のレンズといえますね~


どんなレンズでも撮影してればとても楽しいのですが、それを比べて感触を自分にため込んでいくのがとても楽しいのです


ということで6枚玉でF1.4のレンズでもいい写り!ということで今回の〆です

他にも6枚で1.4のレンズってあるのかな???調べてみよ~




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