2018年5月25日金曜日

【撮影記録】秋葉原と御徒町のハザマにあるおしゃれ空間の話

わたくし毎日アキバで電車乗り換える本物のアキバ系。

結構被写体になるものも多い街なのでたまにカメラもってぶらつきます。
中古カメラ屋も結構あるしね~。

・ガード下の異空間

秋葉原と御徒町のガード下にアキバの萌え萌えとは全く異なる空間

ものつくりをテーマにした小さいお店が集まるところで、非常に写真映えするの。
今日はそこで撮った写真を少々。

彫金のお店のようですね。

おしゃれなディスプレイ。


なんて異空間!!

モペットもこじゃれてる!

オールドレンズの【Planar 50mmF1.4】でディスプレイのミシンを。


照明もいかしてる!

・まとめ

いかがでしょう?なんとも秋葉原感のない空間。

LOMOの直営店や、東京カメラも近くですので是非一度いってみてはいかがでしょうか。
売ってる商品もハンドメイドのものが多かったりして素晴らしいですよ!

秋葉原おっぱいプリンってなんだ???

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2018年5月22日火曜日

【オールドレンズ】昼飯代で手に入れちゃったオールドレンズ Super-Takumar 55mm F1.8 の話

こんばんは。

沼の入り口は本当になにげないところにありますよね。
これはそんな恐ろしいお話です。


・沼の入り口は品川に

僕たちの聖地 品川のニコンミュージアム。


そのすぐ裏に松坂屋カメラという中古カメラ屋さんがあります。

品川にきたら、ニコンミュージアム⇒松坂屋カメラと立ち寄るのは自然の摂理、人の本能。
その日もいつものように松坂屋カメラのジャンク籠をあさっていたんです。
籠の片隅で悲しそうにこちらを見つめる小さいカワイイ子が。

ということで「ASAHI PENTAX Super-Takumar 55mm F1.8」を買ってきました。700円。格安。。。

まあ、700円ならカビカビでも絞りが動かなくてもいい。
なんなら、レンズOHの練習台になってもらってもいいかな。


・アトムレンズ

空をこえて~~~、ラララ~~
photo by Toshihiro Gamo

このレンズ、アトムレンズといって、収差を抑えるためにレンズに酸化トリウムが混ぜてあるらしいです。なので、レンズ自体からごく微量の放射線が出てるらしい。


なにそれ、やだ、怖い。


調べてみると極微量で、レンズ自体から15cmも離れれば自然界の放射線量と変わらないくらいとのことです。
毎晩抱いて寝たり、レンズ砕いて煎じて飲んだりしなければ、まあ平気でしょう。

このアトムレンズは時間がたつと黄変するとの事で中古屋に並んでるTAKUMAR 55mm f1.8は大体黄色くなってます。
左がアトムレンズのタクマー55mm、右はアトムレンズじゃないタクマー35mm
こんなに色違うのね!


・Super-Takumar 55mm F1.8ってどんなレンズ?

今のPENTAXリコーの前身、旭光学工業の作っていたレンズです。
photo by Andrew Olson

M42マウントって言う捻じ込み式のマウントで1957年~75年まで小変更を繰り返しながら作られていたレンズ標準レンズです。
初期設計が60年以上前のものですが、安価だったということで本当にたくさん売れたレンズだそう。

中古カメラ屋に行けば1本くらいは必ずある。3000円~5000円くらいかな。
程度最高!!!とかでも8000円とか?1万円出すレンズじゃないと思う。



・では700円のTakumar 55mm F1.8はどうなの?

程度はまったく期待してなかったんだけど、覗いてみるとあれ?結構良いじゃない。
向こう側見えないほどかびてたり曇ってたりするかと思ってたけど、大きなカビはなさそうです。
細かい埃はあるけど、これはひどい!ってほどじゃない。こんなの写真には写らないだろう。


絞りの動きは滑らかなのですが、よく見ると絞り羽の一部に錆びが出てます。
なんで、こんなところだけ錆びるんだ?

これは素人がバラしてみるのはもったいない。。。


・ということで使ってみよう!

結局M42-富士Xマウントのアダプター買っちゃいました。
これでX-E2につけて撮影。

55mmのレンズなのでX-E2で使うと換算82.5mmと中望遠のレンズとして使えます。

ちょうど桜の時期だったので桜を。
光源を入れるとレインボーなフレアが出る。
きれいな光輪がでて本当に素敵です。

順光で絞って撮るときちんと写ります。
色乗りが良いね~。コッテリ。

こういう被写体をこうやって撮ると明らかにオールドって感じのボケ。
ぐるぐると写ります。

開放で逆光!いいね!

とあまりにきれいに撮れちゃったのでばらすの中止!!
楽しく使っていこう~。


Nikonに使える補正レンズ付きアダプタなんてあるんだな。
コンタックス用のアダプタもあるし。


※ブログにコメントできないみたいなので何かあったらツイッターかインスタにコメントorDMいただけると助かります。



2018年5月19日土曜日

【カメラオタクの暇つぶし】写ルンですを分解してみた話

暇な休日、ふと目に入ったのは撮影済みの【写ルンです】。
世界最軽量フルサイズカメラ(多分ね)僕たちの青春のカメラ。
 
ということでばらしてみました。
※ただ好奇心からバラすだけです。

フィルムの詰め替えもしない、部品を使った工作もしないし、組みなおしもしないです。
ごめんなさい。
※今日はすべてスマホ撮りなので、写真がアレです。。


・レッツ分解

これを分解していきます


①周りのシールをはがします。


一気にカメラっぽくなりますね。

②電池を抜きます

底の蓋を開けるとフラッシュ用の電池が見えます。
安全のために抜いておきましょう。

③フィルムを抜きます

フィルムはこっちに入ってます。

いたって普通な色気のない27枚撮り(24枚撮り)のフィルムが出てきます。

写ルンですはプレワインディング方式(最初にフィルムをすべてまきだして撮るたびに巻き戻す方式)のカメラなのでとり終わった後巻き戻す必要はありません。
27枚撮り終わるとこのようにすべて巻き戻されたフィルムになっています。
今回はこのフィルムだけ現像に出します。


④フロントのカバーをはずします

フラッシュ機構むき出し。

フラッシュってこれだけなのね。。。

⑤いよいよレンズを摘出

こんなプラスチック1枚のレンズです。焦点距離32mmの単焦点レンズ。
これであれだけ【写ルンです】から本当にすごいよね。

マイナスドライバの先っちょと比べてみます。
こんなに小さいのにフルサイズのイメージサークルをカバーするんだよね。


⑥シャッター機構が見えてきます

しまってる状態

あいてる状態

ゼンマイと小さいバネの力で1mmも無い薄い蓋が1/140秒で開閉します。

⑦絞りはこれ

この小さい穴が絞り値f10になるわけですな。

焦点距離32mで絞りf10とかなり絞ったことで被写界深度が深くなってパンフォーカス(被写体全部にピントが合う状態)になるわけです。

考えつくされた焦点距離と絞り値ですね。



・おわり~

フィルムと電池はないけどたったこれだけの部品で出来てるんだな。

組み立てにネジも使われていなく、プラスッチックの部品がはまっているだけなのでマイナスドライバでこじるだけな作り。

カメラの作りとして見てみるのも面白かった!
ちょっといい勉強になりました。


これを大量生産し1個1000円以下で売って儲けが出るんだから本当にすごい。
がんばれ富士フィルム。フィルム生産やめないで!



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