2018年5月19日土曜日

【カメラオタクの暇つぶし】写ルンですを分解してみた話

暇な休日、ふと目に入ったのは撮影済みの【写ルンです】。
世界最軽量フルサイズカメラ(多分ね)僕たちの青春のカメラ。
 
ということでばらしてみました。
※ただ好奇心からバラすだけです。

フィルムの詰め替えもしない、部品を使った工作もしないし、組みなおしもしないです。
ごめんなさい。
※今日はすべてスマホ撮りなので、写真がアレです。。


・レッツ分解

これを分解していきます


①周りのシールをはがします。


一気にカメラっぽくなりますね。

②電池を抜きます

底の蓋を開けるとフラッシュ用の電池が見えます。
安全のために抜いておきましょう。

③フィルムを抜きます

フィルムはこっちに入ってます。

いたって普通な色気のない27枚撮り(24枚撮り)のフィルムが出てきます。

写ルンですはプレワインディング方式(最初にフィルムをすべてまきだして撮るたびに巻き戻す方式)のカメラなのでとり終わった後巻き戻す必要はありません。
27枚撮り終わるとこのようにすべて巻き戻されたフィルムになっています。
今回はこのフィルムだけ現像に出します。


④フロントのカバーをはずします

フラッシュ機構むき出し。

フラッシュってこれだけなのね。。。

⑤いよいよレンズを摘出

こんなプラスチック1枚のレンズです。焦点距離32mmの単焦点レンズ。
これであれだけ【写ルンです】から本当にすごいよね。

マイナスドライバの先っちょと比べてみます。
こんなに小さいのにフルサイズのイメージサークルをカバーするんだよね。


⑥シャッター機構が見えてきます

しまってる状態

あいてる状態

ゼンマイと小さいバネの力で1mmも無い薄い蓋が1/140秒で開閉します。

⑦絞りはこれ

この小さい穴が絞り値f10になるわけですな。

焦点距離32mで絞りf10とかなり絞ったことで被写界深度が深くなってパンフォーカス(被写体全部にピントが合う状態)になるわけです。

考えつくされた焦点距離と絞り値ですね。



・おわり~

フィルムと電池はないけどたったこれだけの部品で出来てるんだな。

組み立てにネジも使われていなく、プラスッチックの部品がはまっているだけなのでマイナスドライバでこじるだけな作り。

カメラの作りとして見てみるのも面白かった!
ちょっといい勉強になりました。


これを大量生産し1個1000円以下で売って儲けが出るんだから本当にすごい。
がんばれ富士フィルム。フィルム生産やめないで!



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