2024年8月29日木曜日

ハーフでもフルサイズも使える一眼レフ!KONICA AUTOREXのお話し

全人類の夢、    それは酒池肉林世界平和フルサイズとハーフサイズを切り替えて撮りたい!という事だと思います。

今回はその夢のカメラのお話!

それがこのKONICA AUTOREX!
知人と物々交換しましたw


ハーフの一眼レフカメラというと、OLYMPUS PENFシリーズがありますが、ハーフとフルが切り替えられるのはこのカメラだけではないでしょうか?

『KONICA AUTOREX』と『KONICA AUTOREX P』っていう2機種があるようです。Pは露出計のないフルマニュアルカメラ。


どっちにしても珍しいカメラなのでこれで遊んでみようと思います。



・KONICA AUTOREXというカメラ


KONICAから1965年に発売された、ARマウントの一眼レフカメラです。


過去に持っていたA-COM1もARマウントのカメラ
これは何処に行ってしまったんだろうか?w


このAUTOREXというカメラの最大の特徴は【フルサイズとハーフサイズを切り替えられるる】ということ


巻き上げレバーの脇のこのスイッチでフルサイズとハーフサイズを切り替えます。
え?!すごい!



フルサイズの時



ハーフサイズの時


ちゃんとシャッターの部分がハーフのサイズにマスクされます。
巻き上げもそれぞれのサイズに合わせて巻き上げられるので問題ないのです!



ただ撮影中に切り替えるとこんな感じで1/4コマほどコマが飛ぶのでフィルムが無駄になるのと、お店に現像出した時はスキャンを断られてしまうでしょうね、、、

切り替えて撮るときはモノクロ自家現像専用として使います!


露出計もついてます。そして一応露出計生きてます。
専用のレンズだとAEで撮れるって話でした。
どんなレンズならいけるんだろうか。。。

※実はこのKONICA AUTOREXってカメラ国内で最初のAE搭載一眼レフだって話を聞いたことがあります。本当かな???


このカメラはKONICA ARマウントのレンズがどれも使えるのでレンズが選び放題です!
今回はAR40㎜ F1.8でスナップです!
ARのレンズはPENFレンズより安く遊べるのもおすすめポイントですね。



パンケーキレンズ素敵!

ハーフサイズに切り替えると焦点距離はフルサイズ換算で約1.4倍になります。
おおよそAPS-Cくらいですね。

なので、ハーフに切り替えても56㎜F1.8のレンズとなって使いやすい画角なので、このレンズはハーフ/フル遊びにはおすすめ!


【パンケーキレンズ】KONICA HEXANON AR 40mm F1.8のお話
このレンズはデジタルで使ってもいいですよ~!



・ハーフだったりフルだったりでモノクロでスナップ!




KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
公衆電話は一応撮っておく被写体ね
多分フルサイズ!多分w



KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
良い写りじゃないか、、、これも多分フルサイズだろうな。。。



KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
マネキンさんを撮る、特に違和感ないいい写りですね。
この40㎜のレンズ本当にいい写りする



KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
これはハーフだと思う。多分w



KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
まるい奴!
この辺はずっとハーフで撮っていた、、、気がいたします。



KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
歌舞伎町のドンキ前で
こうやって見るとハーフでもそこまで粗が目立ちませんね。




KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
ゴジラも撮っておきましょう!
折角だしね



KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
ああ、これはフルサイズだな。スキャンの問題もあるでしょうけれども諧調が違いますね。
これは面白いと思います。


KONICA AUTOREX/KONICA HEXANONAR40mmF1.8
何故か最後は大宮駅にて
良い写りです!モノクロのスナップ楽しいですね~。




・まとめ

どうでしょうか?写真をみてもいまいちわからないですねw

カラーネガをお店で現像してスキャンでこの切り替えするのは少々気が引けますので、、、カラーの時は全部ハーフ!とかで遊んでみようと思います。


昔はフィルムが貴重だったからこのような機構が珍重されたのではないかと思います。
そういう意味だと、今もフィルムは超貴重品!!今の世の中にピッタリのカメラかもしれないですね!

でも撮影中に切り替えまくると余計にフィルムは無駄になるので撮影中はあんまり切り替えないで撮りましょう(笑)


この切り替え方式はKONICAしか採用しないで廃れていってしまったので、色々問題もあったのでしょうが、当時のこのような珍しい技術にふれることができて幸せ!

本当にカメラ趣味って終わりがないな、、、次はどのカメラで遊んでみましょうかね!!






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